■大谷崩れ
静岡県安倍川上流の大谷崩れ。宝永四年(1707)の大地震で崩壊したが、地質条件が悪く、現在でも荒廃が続いている。(本文参照)
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大谷崩れ |
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■七面山崩れ
早川右支、春木川流域の左岸斜面に形成されている大崩壊地。早川流域では春木川や雨畑川流域に、このような大規模崩壊がいくつか見られる。いずれも大谷崩れと同じような地質条件のため、地震などをきっかけに大きく崩れたあと、回復が遅れているものである。 (拡大版) (本文参照)
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七面山崩れ |
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■稗田山崩れ(浦川)
姫川水系左支、浦川流域の右岸側斜面に見られる大崩壊地。明治44年(1911)8月8日に、突如、大崩壊を起こし、姫川合流点まで土砂を流出して姫川を塞き止め、天然ダムを形成した。その後、決壊して大洪水を起こし、流域に大きな被害を与えた。軟弱な火山性地質に由来する大崩壊である。(本文参照)
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稗田山崩壊(浦川) |
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■鳶崩れ
1858年4月9日(安政五年二月二十六日)の飛越地震により、常願寺川最上流、立山カルデラの鳶山付近に形成された大崩壊。(本文参照)
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鳶崩れ(立山カルデラ) |
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富士山の西側斜面に形成された開析谷である。谷頭は火口壁にまで迫っており、いずれ火口壁を穿つことになろう。
(本文参照)
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大沢崩れ(富士山) |
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1888年(明治22)の磐梯山噴火にともない、北側が大きく崩れて形成された。崩壊土砂は北麓の村々を埋没させ、河川を塞き止めた。(本文参照)
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磐梯崩れ(磐梯山) |
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