ガリー侵食(北海道駒ヶ岳)

 
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北海道駒ヶ岳は、現在でも活動中の活火山で、最近では2000年に噴火しています。明治以降の北海道駒ヶ岳の噴火の中でもっとも大きいものは1929(昭和4年)の噴火です。この噴火では火砕流が発生しました。
噴火が継続している北海道駒ヶ岳では、火山斜面が火山灰によって覆われています。火山灰は、雨水を吸うと、表面がコンクリートのように堅くなり、雨水が地下に浸透しないで地表を流れる地表流が発生しやすくなります。このため、ガリ侵食が顕著で、火山斜面は深いガリに刻まれています。 このようなガリ侵食は、他の活火山、桜島や阿蘇中岳、浅間山、三宅島等でも顕著に見られます。
  
位置図 国土地理院
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関連サイト 気象庁北海道駒ヶ岳
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空中写真:国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省
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