慶佐次川のマングローブ林(沖縄県東村)

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沖縄本島にはかつて河川の河口付近を中心としてマングローブ林(ヒルギ、メヒルギの仲間)が自生していた。しかし、マングローブ林は川積断面を狭め洪水の原因となるとして、戦後の河川改修の際に伐採されてしまった。マングローブ林の林床には多様な動植物の生息場を提供しており、環境に対する意識の高まりから、ふたたび復活が試みられている。まわりの赤茶けた畑はパイン畑の圃場である。パインは傾斜地栽培であり、数年ごとに表土の掘り返し(耕起という)を行うため、赤土の流出が著しい。
写真は東村慶佐次川(げさしがわ)の河口に発達するマングローブ林である。慶佐次川のマングローブ林は本島でもっとも規模が大きいものであるが、周囲の環境を反映し、マングローブ林にも大量の赤土が堆積している。

  
位置図 国土地理院
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空中写真:国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省
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