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陸域観測技術衛星ALOS(エイロス、日本語名:だいち)の標準処理データ一般提供開始日及び価格が決定した。
ALOSは地球資源衛星1号「ふよう」(JERS-1)と地球観測プラットフォーム技術衛星「みどり」(ADEOS)の開発と運用によって蓄積された技術をさらに高性能化したもので、地図作成、地域観測、災害状況把握、資源調査などへの活用が期待されている。IKONOSやQuickBirdなどの高分解能衛星には及ばないものの、地球観測を目的とした衛星としては十分な機能を有するものであり、利用方法の自由度が非常に高いと思われる。 また、価格が安い点も利用の可能性を高めるものであり、従来、活用されてきたTerra衛星のAsterの2.5倍の価格であるが、そのスペックを考えればコストパフォーマンスが非常に高いといえるだろう。3つのセンサーのスペックは以下のとおり。 このうち、PRISMは前方、直下、後方の3方向を同時に取得することができ、空中三角測量の原理で、地形図を作成することができる。また、AVNIR-2はポインティング機能を持ち、観測領域を衛星進行直交方向に変更することができる。このため、災害などのモニタリングに適している。 □PRISM(パンクロマチック立体視センサ) 地上分解能:2.5m 観測波長:0.52〜0.77μm 観測幅:35km(3方向視モード),70km(直下視のみ) □AVNIR-2(高性能可視近赤外放射計2型) 地上分解能:10m(衛星直下) 観測波長:BAND1:0.42〜0.50μm BAND2:0.52〜0.60μm BAND3:0.61〜0.69μm BAND4:0.76〜0.89μm 観測幅:70km(衛星直下) □PARSAR(フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ) 高分解能モード 地上分解能:10m 観測幅:70km SCAN SAR 地上分解能:100m 観測幅:250〜350km |
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図 PRISM前方視と後方視による立体画像(カラーアナグリフ) (JAXAサイトよりDLした画像から作成) |
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